棚卸除外

売上原価の計算 (期首棚卸高+当期仕入−期末棚卸高)
決算期末の棚卸は多いほうが利益がプラスの方向に進みます。(売上原価が減る)だから棚卸を減らしておこう。・・・これが棚卸の除外というもの。もちろん翌決算期はまた減らした金額だけ利益が増えるので通算すれば同じことですが、税務署はそれを認めません。逆に金額を実際より多く上げれば、粉飾決算ということになります。利益を落とそうとして毎期棚卸を減らしていくと、どんどん期末の棚卸が減っていって最後は棚卸なし!なんてことになりかねません。これはお笑い。 

資産か経費か悩ましい 
減価償却ってご存知ですか?例えば今年360万円で事業用の普通乗用車を新車で買ったとします。例えば3年のローンで支払うとするとこの車はどうやって経費にしますかね?
  1. その年に360万の経費にする
  2. 支払が年120万だから120万だけ経費にする
  3. 減価償却費として計算する
 3が正解です。通常6年間で経費にします。6年間かけて経費にするのです。支払ベースでもなく法律で決まった年数で経費にするのです。年60万。何月に買ったとか、いろいろ細かいことはありますが、そこは税理士か税務署で聞いてください。時の経過に応じて費用化していくことを減価償却といいます。耐用年数表というのがあります。また減価償却の方法も毎期同額で償却(費用化)する上記のような方法と、定率法といって年初大きく費用化し、徐々に額が減少していく方法と、のように税務署への届出等により有利な方法を選ぶこともできます。30万未満の備品等なら購入した年で一括費用化することも可能です。中には利益が出たからといって決算期末に入荷していないのに、購入先に頼んで入荷したようにして(不正加担をしてもらい)利益操作をするケースもあります。怪しいと思うと税務署は購入先に反面調査に行き購入先の購入先まで反面調査に行く場合もあります。入荷が遅れないよう決算前には十分準備をすることが必要ということです。入荷が無いのに入荷したように仮装すると重加算税という余分な税金を払うことにもなりかねません。